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ヤナギの家
すっかり更新が遅れましたが、4月に久しぶりに行った「ヤナギの家」のご報告を。
こちらは新大久保・・・といっても明治通りに近い場所にある韓国料理屋さんですが、全16席しかなく、初老のオモニ(失礼ながらハルモニ(=おばあさん)といってもいいお歳の方)がたった一人で切り盛りしている、とてもこぢんまりとしたお店です。

このお店を知ったのはもう4~5年は前になるとは思いますが、もとはといえば、韓国好きの仲間のひとりが、ここのお店には、2,000円で食べきれないほどの量がでてくる「お誕生日セット」なるコースがあって(現在は2,500円)それを発見したことがきっかけ。で、それを利用したことからのおつきあいなのです。
・・・とはいっても、当初はかなり通ったのに最近はすっかりご無沙汰で、常連とはとても言いがたくなってしまいました^^;;
その初期からよく行っていた友達とこの日、(私は)1年以上ぶりに行くことに。

ここのお店のいいところは何といっても前述のオモニ。華奢で小さい体をフル回転させて一人で色々としてくれる料理のどれも美味しいこと。決して洗練されてはいなくてまさに家庭の味。それがいいんです。それに、特筆すべきは10種類も出てくるパンチャン!!もちろん無料。これはもう、涙でパンチャンが見えない・・・なんてことになるほど感激ものなのです。
ちなみに、一番のオススメ料理はカムジャタン。珍しく(?)えごまの葉が入らなくて、しかも〆にはご飯でのポックンパプじゃなくて手作りのスイトンが投入されるんです。これがもう、カムジャタンの美味しいお汁を吸って美味しいこと美味しいこと。ここに来る常連さんは、ほとんどの方がこのカムジャタンをオーダーしますね。

あ、ちなみに、オモニは日本語がかな~りアヤシイです(笑)。日本に住んでかなりの年数が経ってると思われるのに思いっきり片言。日本語と韓国語じゃ2対8ぐらいで、しかもその「2」の日本語もかなりアヤシイです(笑)。
でも、ここのオモニはとにかくチャーミングという言葉がピッタリで、言葉が通じなくても全然大丈夫と思わせるような、ほんわかして愛らしい方なのです。
だからか、常連さんと思しき方はほとんどが韓国人のよう。日本人ももちろん来るとは思うけど、狭いお店の中でのその韓国度充満ぶり(?)が逆に在住韓国人が安心できる空間なのかもしれません。韓国語を勉強していて果敢にお話したい方は是非どうぞ~(^m^)

さて、ざっくりとお店のことを紹介したので(笑)、とりあえず今回のご報告に入ります。
まずは、その前述の充実しまくりのパンチャンから。
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見よ!このパンチャン群を!!すごいでしょう?
こんなにいっぱ~い出るんですよ~。しつこいようですがこれ、全部無料。もちろん、気に入ってさらに食べたい場合はおかわりもO.K.!
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大きく見せるほどでもありませんが(笑)、このパンチャンもあとで追加して下さいました。つまりは今回、パンチャンは全11種類あったのでした。うーみゅ、信じられないですわ^^
もうね、東京に限ったことだけど、パンチャンが無料じゃない韓国料理屋はよほどじゃない限り基本的に行きませんっ(きっぱり)。キムチが有料なんざ邪道だなんてまぢで思っているワタクシですから、ええ。

で、今回。
前述のカムジャタンを久しぶりに食べるのもいいな~♪と思いつつ、2人だけだったので、カムジャタンをオーダーすると他のものが食べられなくなるのでと、今回はカムジャタン以外のものをアラカルトでオーダーすることにしたのでした。
同行の友達が真っ先にオーダーしたのは、お気に入りという秋刀魚の煮付けでした。
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これこれ!すっごく美味しそうでしょう?いやいや、本当に美味しかったです。骨までほろほろで全部食べることができちゃう。キムチと一緒に煮込んであって、その味がすみずみまで染みていて、ご飯が何杯でもいけちゃうくらい。・・・もちろん酒の肴でもぴったり。お陰でチャムスルがガンガンすすんでしまいました^^;;

ご飯ものを食べるとお腹がいっぱいになるな~と思いつつ、でも炭水化物ものも欲しいということで、青唐辛子のチヂミをオーダー。・・・しかし、これがちと失敗だった^^;;
いや、前に食べて美味しかったので再びオーダーしたんだけど、ものすごく辛くてねえ。まさに口から火を吹くようだわ、口の周りがヒリヒリするわで、今回はかなりきました(汗)。
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これが問題(?)の青唐辛子のチヂミ。具は本当に青唐辛子しか入ってません。
私の耐性がなくなったのか、それとも今回はスペシャルだったのか、それは謎(笑)。
辛いのが平気と自負する私でも相当な辛さだったので、辛いのがダメな方は絶対にオーダーしないでね^^;;

さて。次はどうする?なんて言って、酸っぱ辛いものが食べたいというので、コルベンイ(つぶ貝の和え物)をオーダーすることに。
ヤナギの家_d0112043_22212761.jpg
コルベンイの酸っぱ辛いのっていいよね~。もー堪りません(はあと)。今回のコルベンイもちょうどいい酸っぱさ加減でグー(死語)でした。本当はこのコルベンイとケランマリ(卵焼き)は黄金コンビで、オーダーするのが通なんですが、食べきれないと思い、今回はケランマリはオーダーしませんでした。

といういことで、ここで意外にも(?)結構お腹がいっぱいになったので、今回はここで打ち止め。
でも、久しぶりに来たこのお店は変わらず本当に美味しかったです。
最後にデザートにりんごもサービスで出してもらって、本当にお腹パンパンでした。
青唐辛子のチヂミが若干の後悔だけど、まあそれもご愛嬌。だって、味が悪いわけじゃないからね。
でも、次はやっぱりカムジャタンを頼もうと思います^^
あの、魅惑のスイトンがむしょうに食べたくなってきたんですもの、嗚呼。

【ヤナギの家】
http://www.skrg.net/yanaginoie.html
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by lunchat | 2009-04-12 00:00 | ■韓国料理
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