人気ブログランキング | 話題のタグを見る
バインセオ サイゴン
土曜、知人が大阪より上京するということでランチをご一緒することになりました。
『どこか美味しいお店で』
『好き嫌いは特にないけど辛いものは苦手』
『比較的大きな荷物を持っている』
『ランチ後移動する予定』
『カジュアルな服装である』
等のリクエストをいただいたワタクシ、責任重大さを感じてネット上で探したところ見つけたのがここ「バインセオ サイゴン」でございました。

ここは新宿の駅ビルと言っていいミロードのレストラン街にあるので移動が楽であること、駅ビルのレストラン街ならカジュアルでも大丈夫だろうこと、ベトナム料理なので辛い一辺倒ではなくてヘルシーな料理が多そう…ということで、恐らくすべての条件を満たしているんじゃないかと思ってね。

改めて見ると、ここでベトナム料理レポをアップしたことがなくて、ブログ上では事実上のお初となるベトナム料理。とはいえ、ベトナム料理自体を食べたことはもちろん何度もあるワタクシですが、今回のお店の一番の看板であるバインセオというのは食べたことがなかったのでした。

「バインセオ サイゴン」のサイトを見ると、バインセオ(Bánh xèo)とは、米粉で作ったベトナム版お好み焼きで、主にベトナム南部で食べられている庶民的な家庭料理なんだそう。
なるほど、ならば、粉もん文化の大阪の知人には尚更ピッタリですやん(笑)。

ベトナム料理は初めてではなくてもバインセオを食するのは初めてのワタクシタチ、バインセオ自体は食べたくても中身の具をどれにしようか少し考えた挙句、やはり定番とされる「豚、もやし、海老」が入ったものにすることにしました。
バインセオ サイゴン_d0112043_9253640.jpg
やってきたのがこれ。
大きさは結構あるので一瞬(だけ)すごいボリュームだと怯むワタクシタチ。


バインセオ サイゴン_d0112043_9263659.jpg
バインセオの断面図。
私の方のがちょっと焦げてて残念だったけど、中身はもやしがたっぷり入ってて見るからにヘルシーだよね。
本当にもやししか写ってないけど、豚肉も海老もありましたよ、念の為(笑)。


バインセオ サイゴン_d0112043_9254576.jpg
こんな感じですよ。
オムレツ状態になっているバインセオを適宜にお箸で切って、ニョクマムベースのタレである「ヌクチャム」をつけて、右上に写っている野菜に乗せて包んで食べるのだそう。
粉もんの部分がとても薄いので薄焼き卵のよう。
だから、表面積的に大きさを感じるけど、実際はボリューム自体はそれほど多くないんだよね。
食べ方としては韓国料理のサムパプみたいな感じかな。

お味はというと、バインセオ自体にはほとんど味付けがされてないので、米粉と具とタレの味がモロに味わえるという意味ではとてもシンプルで、心を揺さぶるような感動は特にないけど、逆にとても食べやすくてパクパクいけちゃうのです。


バインセオ サイゴン_d0112043_925279.jpg
せっかくなので(?)と、「巻ものの盛り合わせ」も別にオーダーして2人でシェアしましたよ。
生春巻き、揚げ春巻き、蒸し春巻きの3種類の巻ものが入っておりました。
うん、これは色々と欲張って食べれるからいいね♪
個人的には蒸し春巻きがモチモチの食感で面白かったな。


これら2種類のメニューをソフトドリンクで流しこむようなお子ちゃまなワタクシタチではないので(笑)、当然昼ビールをオーダーしました。しかもお代わりしてるし(笑)。
さすがにビール2杯も呑むとお腹いっぱいになって、2時間弱の間、実質初めてお逢いする知人と共通の話にお初とは思えないほど盛り上がって楽しい時間を過ごすことができましたよ。


駅ビルの上という究極に至便の良さがカジュアルに利用できそうだし、他にもちょっと気になるメニューもあったので、特にどーしてもまたすぐにでも行きたいってほどじゃないけど(笑)、例えば、急遽食べるところに困ったりした時に気軽に利用できそうな便利さがあるので、夜に一度行ってみたいなと思うてます。


【バインセオ サイゴン】(新宿店、有楽町店の2店舗あり)
http://shinjuku.vietnam-banhxeo.com/
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13050196/
# by lunchat | 2012-08-11 00:00 | ■ベトナム料理
吉祥寺魚金と、アフター居酒屋としてのMISHIMA
吉祥寺に、あの未だ新橋を中心に絶賛増殖中の魚金が初進出したということで早速行ってみましたよ。

てか、オープンしたのはもう昨年のことだったんだけど、なかなか行く機会がなくて、しかもこの間、たまたま吉祥寺に行った時に行ってみようかという話になった時は満員で入れなくて…という形でことごとく機会を逃していたのでありますよ。
ま、魚金にそもそも一番のかき入れの時間帯に予約なしで行こうとすること自体が無謀な話であることは充分承知で(どっかんどっかん増殖中なのに未だにどこも難しいという、もはやバケモノ状態071.gif)、ならばと今回、予約しないでも大丈夫な時間帯…つまりはオープンと同時に行くことにしたのでした。

案の定、17時オープンと同時ならさすがに難なく入店できました。
でも1時間もすぎるとあっという間に満席。いやはや吉祥寺もやっぱりすごい(^_^;)。

でね、実は今回吉祥寺魚金に行くにあたって、事前に食べログを見てみたら、これがあまり評価が良くない。しかも“ あの魚金 ”なのに口コミが少ない。
評価の良くない口コミでもっとも多かったのが“お刺身の鮮度が良くない”と。
え?海鮮が得意で、特に“ お刺身が一番のウリの魚金 ”でお刺身の鮮度が良くないなんて致命的じゃないですか???
………一抹の不安を感じるワタクシ。

そんなわけで「まあ、とりあえず行ってみないことにはねえ」な~んて言い聞かせながら行くことになったといういわくつきでございましたよ。
吉祥寺魚金と、アフター居酒屋としてのMISHIMA_d0112043_2258166.jpg
まずはお通し。今日は大根と里芋とイカの煮物。
別にまずくない…てか、むしろなかなか美味しいじゃないの。


吉祥寺魚金と、アフター居酒屋としてのMISHIMA_d0112043_22582511.jpg
そんなわけで、お約束のお刺身3点盛りからオーダー。
友達と2人で「さてさてどうなんだろうねえ」なんて言いながら、若干牽制しあったりして(笑)、で、恐る恐る(?)食べてみるワタクシたち(笑)。

………あれ?美味しいじゃない?
全然問題ないよ?鮮度も大丈夫だし、若干、いかにも冷凍されたのを出してきました感があったけど(笑)、こちらもむしろ美味しいよ。
最初の口コミの刷り込みがあったもんだから、実際に食べ初めてもすぐに自分の口が信じられなくなっている始末で(笑)。
いやはや、刷り込みって恐ろしいね(笑)。


吉祥寺魚金と、アフター居酒屋としてのMISHIMA_d0112043_22583472.jpg
こちらは友達がオーダーした明太子とうふ。
これもフツーにそこそこ美味しくいただいたのですが、実は最近豆腐中心のプチダイエットをしているワタクシには、さすがにお豆腐は食傷気味で(^_^;)、1/3ほどだけいただきました。


吉祥寺魚金と、アフター居酒屋としてのMISHIMA_d0112043_22584214.jpg
らっきょうの醤油漬け。これは旨かった!
思いっきり酒のアテなんだけど、漬かり具合もちょうどよかったよ。
もー、日本酒がすすむすすむ(笑)。今回もガンガンいっちゃいます049.gif


写真を写すのを忘れていた小海老のから揚げなど一度にいっぱい食べたので結構この時点でお腹が膨れていたのだけど、魚金に来たからにはどうしても気になるメニューがあって、それは………
吉祥寺魚金と、アフター居酒屋としてのMISHIMA_d0112043_22585258.jpg
この鯨の竜田揚げ。
そう、今や鯨が食べられるお店はそんなにたくさんはなくて、鯨の竜田揚げが給食に出ていた頃が幼少だった人間としては、どうしてもノスタルジーで鯨が食べたくなるわけなのです。
これも鯨の臭みもなくて全く美味しくいただきました。

結局のところ、あの食べログの評価は一体何だったんでしょう?ってぐらい、全く問題がなく、すべてにおいてほとんど新橋と変わらなく料理もお酒も楽しむことができました。
うーん、良くない評価が出て改善したのかな?その辺はよくわからないけど、でも、それだったらそれで、そのあとに良い評価も続くはずなんだけどね。
ま、これで、口コミはやっぱり全面的に信用できるものではないから(嘘を書いているとは思ってはいないけど)結局は自分で実際に行ってみるしかないってことが証明されたわけでもありますね。

次行った時も同じ調子なら安定していると思っていいんだろうけど、次いつ行くか全く未定なので、また時間をおいて再訪しようかと思うとりますよ。


さて。
平日だし、友達は次の日はフツーに朝から仕事があるからと早めで引き上げるつもりだったのだけど、やっぱりどうしても2軒目に行きたくなったので、河岸を変えることにしました。


2軒目は、友達がワインが呑みたいというリクエストから、お久しぶりの「MISHIMA」。
吉祥寺魚金と、アフター居酒屋としてのMISHIMA_d0112043_2259075.jpg
ということで、赤ワインをボトルでオーダーし、おつまみはオリーブで乾杯060.gif
一番安い若いワインだったからか、冷やした状態でやってまいりましたよ。
同時にオーダーしたオリーブは、ちょっと萎びた感じ。ややしょっぱくて評価は正直降下050.gif


吉祥寺魚金と、アフター居酒屋としてのMISHIMA_d0112043_22591031.jpg
ワインのお供にと、さらにチーズの盛り合わせをオーダー。
各種のチーズはそこそこ美味しかったんだけど、パンがイマイチ。
どうイマイチかというと、なんだか冷凍してたものを自然解凍したような感じでボソボソしてた。
スタッフも愛想はあんまし良くないし。まあ、別にこちらは期待していたわけじゃないけどちょっと態度が気になったかな。


ということで。
期待はしちゃいかんと思いながら行った「吉祥寺魚金」が全然良くて、評価が比較的いいはずの「MISHIMA」がイマイチだったという、大変面白い展開になった水曜の夜でございました。


【吉祥寺魚金】
http://www.uokingroup.jp/
http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13133563/

【ミシマ】
http://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13005865/
# by lunchat | 2012-08-08 00:00 | ■呑むほどに酔うほどに
旬菜食堂 山吹 in狛江
狛江在住の友達が、仕事が一段落したから、前から気になっていたお店に行こうよと誘ってくれました。
旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15263213.jpg
それがこの山吹というお店なのです。もちろんお初。
旬菜食堂となってるけど、もともとは串かつのお店だったそうで、最近(?)串かつだけではなく他の料理も出すお店となったそう。
そんなに大きなお店ではないし地元御用達という感じらしいけど、串かつが美味しいとの評判だそうで、友達はそれを観ていたら猛烈に串かつが食べたくなったらしい(笑)。

中に入ると男性料理人がいらっしゃって、何となくこだわりをもってて小難しそうな感じもしたので、事前に写真を撮る許可を得ましたよ。


旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15264199.jpg
まずはお疲れちゃーんということで、ビールで乾杯。
こちらは白穂乃香という名のビール。
きめ細やかで優しくて、普段ビールの味があまり良くわからないという私(爆)ではありますが、とても美味しくいただきましたよ。

メニューを色々と見てみると、結構自分好みなものが多くて結構迷っちゃいましたわ。
何故かっていうと青魚系のメニューが多くてね。私、無類の鯖好きでもあり青魚好き。そんな私の胸中を見透かされているようなラインナップでしたわ。


旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15264893.jpg
その中でダントツ&真っ先に食べたいっ!と思ったのがこちら「鯖とアボカドのブルスケッタ」。
これ、大ヒット!!めちゃくちゃ旨かったよ。
鯖とアボカドの組み合わせなんて普通考えないよね。なのに合うんだなこれが。
他にもバケットにマーガリン(たぶんバターじゃないと思う)が塗ってあり、マスタードも入ってるし、さらに上には粒胡椒。かいわれ(あれ?水菜だったか?)もイン。
色々な味が口の中で合わさって、実に複雑な味として美味しく感じましたよ。
鯖はもちろん全然生臭くないしお刺身として充分食べられるものだしで、もう言うことないですよ。
家で真似てやったら出来そうにも思うけど、きっと微妙に出せないだろうなと思う一品でした。
いやもう、これのためだけに再訪したいと思うくらい、鯖好きな私としては花丸状態でした053.gif(うっとりと妄想モードw)


旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_1526561.jpg

旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_1527446.jpg

旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15271337.jpg

旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15272159.jpg
串かつに定評があるということだから串かつおまかせ8点をオーダーしてみました。
ほたて、カマンベール、いわしの梅シソのせなど色々といただきましたが、どれも衣がサクサクで、揚げ物なのに全然重くなくて旨い!
ソースは壷に入っているソースに二度漬け禁止…とかそういうのじゃなくて、それぞれの小皿にお好みで。
いわしの梅しそなどはもちろんソースなしで食すし、タルタルソースがかかっているものももちろんそのタルタルソースでいただきます。
このタルタルソースが個人的にはすごく好き。見た目と違ってあっさりしてて美味しい。たぶん自家製だと思うよ。


旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15272896.jpg
こちらは「豚のガーリック風味ペーストと薄切りバケットの前菜」。
ペーストは豚感(っていうの?w)いっぱいで食べごたえあって、こちらは完全にワインのおつまみですねん。
ええ、実はこの頃は早々にワインにシフトしておりましたよ(笑)。

そうそう、ここのドリンクメニューなんですが、ワインが無茶苦茶安いんです。
特にハウスワイン。だってね、ボトルで1200円なんですよ。信じられない安さ!ですよ、奥さんっ!!
聞けば、ワインはスペイン産だそうで、お徳用の箱に入っているやつ。
ちゃんとこれですよって見せて下さいましたから正直ね(笑)。
箱のものだとしても、普通ボトルぐらいの量を1200円で出すところってまずほとんどないよね。
そりゃ、新宿とか銀座とかの都心部じゃないから出来るとも言えるかもですが、でも味もハウスワインと侮るなかれ、刺すような刺激もないしありがちな軽さもなくて結構美味しかったですよん。


旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15273578.jpg
「牛ハチノス(胃袋)の黒豆蒸し(小皿)」。
メニューには小皿ってあるけど、全然小皿じゃなくてちゃんと量もありましたよ。
ハチノスの黒豆蒸しなんて珍しいと思ってオーダーしたものだけど、味はこちらは打って変わって思いっきり中華風で、青唐辛子が結構効いてて辛くてやや味が濃かったかな。でもそれが逆にお酒が進んで困ります(笑)。


旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15274392.jpg
お腹はそろそろ一杯になってきているんだけど、ワインが安いのをいいことにダラダラと飲みたい私達は、さらにワインのおつまみになるものをということで、王道のポテサラを頼んでみましたよ。
アイスクリームを成形するやつを使ったんだなと丸わかりの、なかなか大胆なレイアウトです(笑)。
味も王道のポテサラでしたよん。


旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_1527505.jpg
かじかの子の醤油漬けというのがあったのでそれは珍しそうだからと頼もうとしたら、シェフに「…それはワインには合いませんよ」と言われ、それはもっともだと思い、代わりにオーダーしたのがこのブルーチーズ。
ブルーチーズはもちろんワインのお供としては王道中の王道。
こちらのブルーチーズはどこのか聞かなかったけど、それほどカビもキツくなくて、ちびちびワインを飲みながら食べるには最適でございましたわ。


旬菜食堂 山吹 in狛江_d0112043_15275724.jpg
ダメ押しでオーダーした「蒸し鶏(柚子こしょうだれ)」。
こちらは胸肉を蒸したものだと思われ、ややパサつき感を感じたけども、概ね美味しくいただきました。


ということで、今回もガッツリ飲んで食べましたね(笑)。
しかし、狛江も「太乃志」といい、なかなかどうしていいお店が多いですなあ。
すぐ隣であるうちの街もこだわりのお店があると思うけど、単に私が開拓してないからだろうけど未だにこれというお店が見つかってないのが現状で。
新参者のうちらよりどうも常連さんにばかり愛想良く気が行っていることが少し気になったけども、それは地元に密着しているお店なんだからしょうがない話。
それを差し引いても、こんないいお店が狛江にあって、若干ジェラシーを感じるような今回のお店でございました。


【旬菜食堂 山吹】(リンクでは、「串かつ山吹」と表記)
http://tabelog.com/tokyo/A1326/A132603/13054188/
# by lunchat | 2012-08-04 00:00 | ■呑むほどに酔うほどに
四季の里のタコ料理 in上野
馴染みのお店である韓国料理屋さんの「四季の里」が上野に2号店を出したという話を聞いたのは昨年秋だったか。
実はその知らせを知ってすぐに行ったし、その後も何度か行ってるのだけど、全然レポしてなかったのよ、ごめんなさい(^_^;)。

で。
毎日暑くて、それを理由に暑気払い(という名の飲み会)がしたくて(笑)、何となく韓国料理で辛いの食べたいなーって思ったので、友達を急遽誘って、上野の「四季の里」に行ってきましたよ。

上野の方はアジュンマ(おばさん)が中心に切り盛りしてて浅草はアジョシ(おじさん)が仕切っているらしいです。
夫婦で別々で…って大変だろうなあ。


四季の里のタコ料理 in上野_d0112043_12585264.jpg
いつものパンチャン(つきだし)。これはもちろん上野でも変わりなく。
しょっぱなにこれが出てくるとほっとするし「ああ、来たなあ」ってしみじみ思っちゃう。
相変わらず、どれも美味しい。
今回の場合、わかめのナムル(写真右上あたり)は友達が特にすっごく気にいちゃって、今回はお代わりしちゃいました(笑)。


今回の同行の友達は無類のチャプチェ好きといっても過言じゃなくて、だから今回もきっとオーダーするだろうなと思ったら、今回は違うものをオーダーしてみたいという。
四季の里のタコ料理 in上野_d0112043_1259225.jpg
で、オーダーしたのはこれ。ナクチポックム(タコの辛味炒め)なのです。

実はこれ、なかなかいわくつきのメニューでして………。
浅草は言うに及ばず、新大久保に「チャンナムチプ」という名前でお店があった時代から、何故かこのナクチポックムはオーダーが通ったことがないのです。
別の友達で無類のタコ好きがおりまして(笑)、彼女と一緒に行った時はタコ料理が食べたいからとこのナクチポックムのオーダーを希望して言っても、アジョシは「え?タコ?タコはダメだよ。イカにしなさい。」といって、何故か強制的にオジンオポックム(イカの辛味炒め)にさせられるのです(笑)。
理由はタコが品切れかと思いきやそうでもないみたいで、どうもアジョシの好みっぽいと推測(爆)。
そのココロはわからないけど、とにかく少なくとも旧チャンナムチプや浅草の四季の里では食べたことがなかったのです。
つまりは…オーダーを取りに来るのがアジョシで、アジョシがいる限りはタコ料理は食べられないのではないかと(笑)。

でね。
上野にある2号店は、幸いにも(?)アジョシはいなくてアジュンマが仕切っているお店。
であるならば、ここで試しにオーダーしてみてどうなるかと思いオーダーしたのですよ。
するとご覧のとおり、無事オーダーできたではないですか!!
ということで、やはり
アジョシのナクチポックムオーダー阻止説がほぼ確定
したわけでありました(笑)。


四季の里のタコ料理 in上野_d0112043_12591280.jpg
記念にタコが入っているところをズームして撮影しているワタクシ(笑)。
ちなみに、ナクチポックムがオーダーが無事とおったことがあまりにも嬉しくて、その当該の友達にも写メしてメールに添付して送っちゃいましたよ!
それに対して、友達からもすぐにコーフンの面持ちのメールが来ましたがな。そりゃそうよね(笑)。
辛そうに見えるけど実際結構辛くて(笑)、でも辛いだけじゃなくて旨みもちゃんとあって美味!
この何年かの待望の画でございますわ~。


四季の里のタコ料理 in上野_d0112043_12592023.jpg
今回の同行の友達がアルコールをほとんど呑まなくてごはん大好きなんで、ごはん付になる汁物の中からユッケジャンをオーダー。
私は韓国好きになってからというもの、汁物でもお酒が呑めるようになったので(笑)、汁物は私が、ごはんは友達が主に食しました。
うむ、実にバランスのとれたコンビですこと(笑)。


四季の里のタコ料理 in上野_d0112043_12593122.jpg
最後にはもちょっと何か欲しいよね、ということで、友達のリクエストでカムジャチヂミ(じゃがいものチヂミ)を頼んじゃいました。
相変わらず、外はカリカリ、中はモチモチしてて旨い!
もしかしてもしかすると、フツーのチヂミよりもこっちの方が好きかもしんない、私。


そんなわけで。
今回もそれなりに鱈腹食べて呑んでお話して楽しみましたよ。

久しぶりに大好きなアジュンマにも逢えてハグして少しお話も出来たし、夏にスタミナがつきそうな美味しい韓国料理も楽しめたしで、充実した土曜の夜を過ごすことができましたとさ。

今度は、タコ好きの友達を連れて、ナクチポックムを制覇する宴で行く予定でございます(笑)。


【四季の里 2号店】
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13135327/
# by lunchat | 2012-07-21 00:00 | ■韓国料理
フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo
今回は、本邦初かもしんない(笑)アルコール抜きのレポを。

この金曜に、代々木公園近くにあるノルウェーのカフェ「フォグレン」に行ってまいりましたよ。
ここはノルウェーのオスロにある「フォグレン」というカフェの海外第一号店だそうで、少し前にTwitterでこのお店の存在を知り、予てからスカンジナビア半島にも興味のあった私は興味津々で早速行くことにしたわけなのです。
そういや何年か前、世田谷の奥沢だったかで期間限定のフィンランドがコンセプトのお店がオープンしてて、そこにも行ったことがあったっけ。マリメッコとか色々小物類とか置いてあってね。併設されていたカフェはあいにく利用者がいっぱいで利用することができなかったけど。
というわけで、そういうのも結構好きなのよ。アルコール絡みでなくても(爆)。

当日は、一時とんでもなく大雨が降ってしまって、このカフェもこれと抱合せにしたディヴィット・リンチ展も行くのがヤになっちゃってたんだけど、小降りになった頃、よっこらしょと重い腰をあげて出かけることにしましたの。

渋谷に着いた頃は雨は全然降ってなくて拍子抜けだ~なんて思ってたのに、リンチ展が終わってこちらのカフェに向かってた頃、再び激しく降ってきた雨。
すわ、雨で足元がぐしゅぐしゅになりそう(傘はさしてたけど)って頃に、比較的迷わずにこのお店を発見。
フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo_d0112043_1662199.jpg
見た目フツーの民家。遠くから全体を見ることがあったらカフェなどとは思わない風情。典型的な日本家屋というか、古臭いアパートにしか見えないような建物の1Fに居抜き状態であるようです。
もしかして、外国人からすると、この極めて日本的な家屋がオリエンタルに感じるのかもしれないけど、日本人には古いアパートにしか見えないよね(笑)。
ピンポイントに1F部分だけ額縁のように切り取れば、あら不思議!おしゃれなカフェに見えますわね041.gif


フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo_d0112043_1663651.jpg
店内に入ってみましたよ。
正直……あまり広くないです。席はカウンターに4席と、カウンター席に背を向けてサッシ窓側に向いた席が合計8席ぐらい、それから、真ん中に5~6人ほど丸いテーブルを囲んで座る席、そして、代々木公園側の入口近くに小さなソファがあって6人ぐらい座れる…とまあ、それくらいかな。

ロケーション的に一番良さそうな代々木公園側のソファ席はガイジンサンのグループが占領してて、円卓はどこかの出版社かなんかの編集さん&ライターさんだかが打ち合わせで占領してて(大きな声で新聞社がどうの通信社がどうのと喋ってたからすぐわかった)カウンター席も窓側席もそこそこ人がいて、結構な人の入り。
つまり、私が行った時はあと4人ぐらいしか入れないんじゃないってくらいの混みようでございました。
お洒落なイメージからなのかどうか、天気が良くない平日の昼間に、こんな小さなカフェにこれだけ入れば結構なことかと。


フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo_d0112043_166533.jpg
この写真の左側が編集さん&ライターさんらしきチーム(笑)。右のガイジンサンはあとで来たカップル。この写真だけみると、なんだか外国に来たみたい?(←嘘w)


食べログの口コミには、『ノルウェーのヴィンテージ家具で統一してあり』とあったけど、少なくともカウンター席や窓側席の椅子は特にどうってことない、正直あまり高そうに見えないというかヴィンテージっぽく見えないフツーの椅子という印象。

確かに、メインカウンターの木の模様とかは凝ってるしライティングもアンティークな感じではあるから落ち着いた感じではあるけど、統一されているかというと…???
(私の見る目がないと言われそうですか、そうですかwww)

ちなみに、カウンター席の椅子がカウンターのテーブルと高さがあってなくて、カウンターに比べて椅子が低くめで使いづらかったので、最初はカウンター席にいたんだけど、あとで窓側の隅に移動した座高の低いワタクシ(笑)でございます。


フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo_d0112043_1673012.jpg
こちらはメニューの一部。温かい飲み物編ですね。
値段は高くもなく安くもなく、東京の洒落たカフェならこんなもんかな。

せっかくなのでお勧めの飲み物を…と店員さんに聞いたら「温かい飲み物の方がオススメなので、カフェオレかカフェカプチーノはどうでしょう。」と言われたので、カプチーノのダブルをオーダーしてみましたよ。
食べログに載ってた、ドリップの種類は聞かれなかったなあ。…いや、別にいいんだけど、カフェオレかカプチーノなら別にフツー過ぎちゃって、やっぱりここでも特筆するほどでもなくて…まさか、コーヒーに特に詳しくないって見抜いたのかも?(^_^;)

ちなみに、お会計は前払い制で、お金を払ったのち出来上がったら自分で持っていって好きな場所に座る、もしくは先に席を取ってて、とにかく出来上がったら自分で取りに行くという、半分カフェテリア的なシステムです。


フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo_d0112043_167490.jpg
オーダーしたカプチーノ。
ハートの形になってます053.gif………と言いたいところだけど、よぉく見るとハートであるはずの先っぽのとんがったところがない。つまりは…?
友達いわく、「林檎だと思いました」と。
た、確かに、こりゃ林檎ですな(笑)。しかし真相は不明です(大げさw)

味は…………ごめんっ、美味しいことは美味しかったけど、やっぱりそこまで詳しく評価できないです(爆)。
だから、何も聞かれなかったのかーーーwww


フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo_d0112043_1671439.jpg
今回はカプチーノしかオーダーしなかったので、間がもたないので(?)飲んだあとのカップも接写みましたよ(笑)。


フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo_d0112043_1672226.jpg
お洒落なカフェだと思うと、こんな何でもない椅子までアーティスティックだと思ってしまうわ…の図(笑)。
でも、寒空の雨の中、テーブルがなくて椅子だけ放置ってのも、なんかイマイチよくわからなくて、それが面白くて撮ってみたんだけどね(^m^)


フォグレン トウキョウ Fuglen Tokyo_d0112043_1673858.jpg
最後になってしまいましたが、ここのお店の名前「フォグレント」とはノルウェー語で「鳥」のことだそうです。
だから当然、お店のシンボルマークも鳥なのです。


落ち着いてカフェタイムを過ごせる空間ではあるけど、ノルウェーらしい極まった特徴があるかというとそうでもなくて、それは私がノルウェーに詳しくないからなのか、それともこんなものなのかは不明かな。
正直、他にないからどうしてもまたここに絶対に行きたいかというとそこまででもないというか。

夜はカクテルバーになるそうですが、昼夜問わずフードメニューはほとんどないので(昼間はサーモンサンド、夜はナッツ類ぐらい)、持ち込み可能だそうで、「皆さん、そうしてらっしゃいますよ」とのことでした。
…というわけで、アルコール好きとしては(笑)、夜のバータイムに一度行ってみたいなと思うてます。かなり遅い時間までやっているようなので(月・火はバータイムはなし)渋谷か代々木公園界隈あたりで遊ぶことがあったら行くのもいいかも。
………でも、代々木公園界隈で遊ぶことってほとんどない気がするけどね(笑)。

こうなってくると、ここのオスロの本店に行ってみて比較したいなと思うワタクシです。無理?www


どーでもいい余談だけど、カウンター内にいらっしゃった店員さんのおひとりは、オカルト番組で「信じるか信じないかはアナタ次第ですっ!」って言う人にクリソツでしたwww


【フォグレントウキョウ Fuglen Tokyo】
http://www.fuglen.com/
http://tabelog.com/tokyo/A1318/A131810/13141002/
# by lunchat | 2012-07-20 00:00 | ■カフェ