東中野でユーラシア大陸料理の旅
1年半ぶりになる友達と会うことになりました。
グルジア料理&ワインの会の時に初めてお会いし、その時に意気投合したものの、それからあとはなかなか会うことができなかったひと、Mさん。
「会いたいですね〜」「お会いしたいです〜」という言葉を何度かわしたかわかりません(笑)。しかし今回、ようやく逢瀬の機会を得ることができました。




逢瀬の場所として選んだのはは東中野。
旅行が好き、色々な料理を食べるのが好きという共通点がある2人だったので色々と候補があったんだけど、前々から気になっていたんですよーという彼女の紹介のお店は私が知らないところで、しかしサイトを見たとたん俄然興味がわきそこに決定!^^
お店は「キャラヴァン・サライ(Caravan Sarai)」。ひとつの国に特化した料理ではなく、ユーラシア大陸内部(?)を中心としたお料理やお酒を提供するお店のようです。遊牧民やシルクロードなんかをイメージした感じをうけました。ま、大きなくくりとしてはエスニック料理ですね(かなり大雑把w)。なので肉料理も羊肉が中心だったりします。

さて。とりあえず何をオーダーしましょ?ということでまずはアルコール(笑)。
自称好奇心が強く、好き嫌いは別にして珍しいものを試したいと思っているワタクシ、まずは気になる乳酒をオーダーしてみることにしました。
乳酒?馬乳酒(ばにゅうしゅ)なら聞いたことあるけど、まさか馬のお乳じゃないよね?(汗)と思いスタッフの方に聞いてみるも普通の牛乳ですよとの答え(当たり前w)。
でも濃厚じゃないしアルコールも8%ぐらいでさっぱりしてますよーと。

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いかにものホーローな入れ物で登場した乳酒。
さてさて呑んでみたところ・・・あらホント、全然クセがないわ。
何だろ?どっかで味わったことがある味だなあ〜と味の記憶をたどって、この若干の青臭さはまくわ瓜の味(!)と結論。
乳酒なのにまくわ瓜???でもね、ほんとそういう感じの味なんですよ。
Mさんも同意してたので間違いないでしょう。(無理やり言わせたか?w)
いずれにせよ、一番最初のお酒としてもふさわしい思ったよりも全然軽く呑みやすいお酒でした。

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お店のサイトを見てとても気になっていた自家製チーズ「パニール」。
昔、うちで自家製のカッテージチーズを作ったことがあるけど、そのカッテージチーズとクリームチーズを足して2で割った感じかな。表面に軽くお塩がふってあってそれがグー(死語)でしたよ。お酒にあう〜♪

カラフィ料理が食べたいね、とのMさんのリクエスト。オリジナルカラフィ料理がいくつかあるなかでチョイスしたのは、
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NEW!とかかれていた「ジンジャーと骨付き鶏のカラフィ」。
※カラヒィとは、アフガニスタン、パキスタンにまたがる地域で使われている鉄鍋のこと

本当は羊肉を使ったカラフィ料理がいいかな〜って言ってたんだけど、「NEW」の文字にひかれてしまい新しいもの好きとしてはついつい・・・ね(笑)。
しかし結果、これがなかなか美味しい!!
カレー味のカラフィで、同時にオーダーしたナンとあうあう!!
お行儀悪いの承知で手づかみで鶏にかぶりついちゃいました。

続いて、ラグマン(中央アジア全域で広く食べられている手延べ麺)も食べたいね〜ということでこちらもオーダー。
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これがね〜、すんごいすんごいすんごい(強調)美味しかった!!
ラグマンといっても、それこそ色々な味付けがあるらしいんだけど、ここのお店のはトマトと羊肉のひき肉と練りごま(現地ではTahinというものらしい)とコリアンダーを使っていて、初めて食べて感じる味なんだけど、それが全然抵抗なくむしろ味覚を刺激してくれる味なのですよ。
羊肉は確かに独特の臭みがあるんだけど気にならないぐらい、むしろ個性として感じられる旨味が出ているのね。
いやあもう、今この記事を書いてるだけでも頭の中で反芻しちゃって、今すぐ食べたいくらいここのラグマンは美味しかった!!
ランチでもう一度食べにいきたいと思うくらいなんだけど、このお店夜しかやってないんだよなあ〜、残念。でもこれだけでも食べにもう一度やっぱり夜に再訪したい。いや、それくらいこの味に惚れました(*^^*)
口コミで「担々麺みたい」とあったけど、確かにちょっとそれっぽい。ただ、担々麺は私は大好きなんで、それで余計に好みど真ん中だったのかもしれません。

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一合ほどしかなかった乳酒はあっという間になくなり、次は珍しいところでどんぐりのリキュールをオーダーしてみました。一応ストレートなので、チェイサーとしてお水も一緒にね。
どんぐりでリキュール?聞いたことないな〜と思いスタッフの人に聞いてみると、なんとスペインのものなんだそう。
ええっ?昨年スペインに行ったけどどんぐりのリキュールなんて見当たらなかったよ?(汗)
・・・ってうちに帰ってからネットで調べたら山ほどでてきました(笑)。
ええ、私が知らなかっただけですね^^;;
で、味はというとリキュールですから甘いですw 木の実なもんだからやはりナッツの味を感じましたよ。色々とわって呑むと美味しいかも。とびきり美味しいというわけじゃないけど、珍しもの好きとしては満足。

カバブ系の焼き物もオーダーしましょ、と意見が一致したんだけど、その前にそのカバブ系にぴったりそうな焼きトマトをチョイス。
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そこそこ大ぶりのトマトがほどよく焼かれていて、それがトマトの甘みを引き出しててこちらも美味しい。贅沢言うならもちょっと甘くなっていたらよかったけど、ま、充分及第点かな。

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焼きトマトに手をつけてしばらくするとメインのお肉登場。
今回はカバブとコフタと呼ばれる肉団子のようなものと計2種類オーダーしてみました。

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コフタは粗挽きハンバーグエスニック味みたい?(笑)カバブはそこそこのお肉の硬さでこちらもある意味想像通りでした。昔、ニューヨークの屋台でシシカバブを食べたことがあるんだけど、そこのお肉の硬さっていったら尋常じゃなくて、食べるのにあごを大いに使って苦労して食べたものだけど(笑)、それから比べるともちろん数倍も柔らかくて美味しかったよ(何と比べてるのやらw)

事前にここのサイトで同じビルにバーも併設されているのを調査済みだったので、このあとエレベーターで9階に移動しました。
このバーは「驢馬駱駝 (ろまらくだ)」という名で、入ってみると無駄に広い空間でした(笑)。いや、無駄というのはひどいね^^;;
広々としていいんだけど、折しも今年一番の大寒波の日だったのでさすがに寒くてね、ついそういう感想が出ちゃって・・・^^;;
室内にはゆったりとしたソファの席もあって、9階から眺めることができる高層ビルの夜景は綺麗なんだけど、女2人ではロマンチックなムードもなく(爆)、で、私たちはひたすらロマンチックとは全くほど遠い会話で楽しく会話してましたし。
無駄な広さなんてひどいこと書いちゃったけど、実はここ、多目的レンタルスペースとしても提供しているみたいなので、そういう意味では都会のど真ん中にあって贅沢な空間でしたよ。

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カクテルなんぞを2人してオーダーし、食べ物はこちらセロリとタコのサラダを食しました。
サラダもお酒もごくごく普通だったけど、こういう場所を知っただけでも収穫だったね。

というわけで。
1階の「キャラヴァン・サライ」9階の「驢馬駱駝」も雰囲気としてはかなり好きな空間でした。
キャラヴァン・サライのお料理はどれもなかなか美味しくて、ユーラシア大陸(中央アジア)にある多国籍的な料理のメニューも日本人用にアレンジされているかどれも食べやすい味で、とはいえ、ポーズ(形)だけじゃない拘りがあるところは気に入りましたよ。
いやあ、何にせよラグマン!(まだ反芻中)
これを食べにもっかい再訪しちゃうなあ〜(そんなにも惚れたらしい)
欲を言えば、節操なくあるお酒は種類があっていいんだけど、とっても珍しい前述したお酒を除けば結構普通なのばかりだったので、ここまで拘るならお酒ももっとマニアックであって欲しいかなと思ったなあ。
ともあれ、こういうお店が普通にあるのがやっぱり東京だよねえとしみじみ思うた夜でした。

【PAO Caravan Sarai  パオキャラヴァンサライ】
http://paoco.jp/caravan/index.html
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by lunchat | 2009-12-19 00:00 | ■ユーラシア大陸料理
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